告白
あなたと出逢って5年が過ぎようとしている。
私にとっては運命の出逢い。
一瞬で恋に落ちたのだから。
クリクリとした大きな瞳は、くるくるとよく動き表情を変える。
照れくさそうに笑うたび、右の口角が少しあがる。
大きな手は何もかもを包み込んでくれそうで、少し触れてみたくなる。
広めの背中に甘えてみたくなる。
声が聴きたくて、あなたを近くで感じたくて…
もっとそばに居たくて…
あなたと一緒の世界が見たくて…
わたしのこんな気持ちに、あなたは気づいてるかな。
気づかない振りをしているの。
あなたが求めるのは私の強さと甘さ。
危うくて壊れてしまいそうなアンバランスな関係なのに…続いてる。
互いに必要で、失うことが怖いと想いあっている…不思議な関係。
いいよ。
このままで、ずっとあなたと一緒に生きていけるなら。
これ以上は望まないから。
あなたを失うことが怖いから。
ただ今だけ言わせて…愛してると。